松陰高校とは
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松陰高等学校は、何のためにあるのか

社会とどうつながるかを、
生徒が考え、見出す。

戦後の日本は、工業で立国しました。
その時代に必要な人材は、
「言われたことを言われた通りにできる人」。
だから学校教育も、
「与えられた問いに答えられる子ども」を優秀とし、
均質にそういう人材を育てるシステムでした。
これからは、誰かに何かを指示される時代ではありません。
混沌とする現代社会に必要なのは、問いを解けることではなく、
「問いを立てられる」こと。
その中で、自分とは何者で、何がしたいのかを自らに問い、
社会とどうつながるかを考える。
知・徳・体に渡る「生きる力」を手にいれる。
松陰高等学校での3年間は、そのためにあります。

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松陰高等学校のルーツ

山口だから、できること。

松陰高等学校の本校は、山口県。それには意味があります。
ひとつは、制度。山口県を本拠地としているため、
全国すべての校舎がスクーリングの対象校となります。
高い水準の授業が自宅近くで受けられ、
スクーリングのため遠隔地に行く必要もありません。
もうひとつは、山口県の風土。
「19世紀末の世界史の奇跡」といわれる日本近代化の礎を築いた山口。
ここには、「一方的な教えでなく、
対話によって可能性を引き出す」教育が根ざしています。
その教育環境の下、数多くの傑出した人材を育てた一人が、吉田松陰先生です。
「学ぶことを願うならば、いつでもどこでも学ぶことができる」。
先生がいつも実践されていたことは、まさに「通信制」の先駆けです。
その名を冠す学校として。
松陰高等学校は、山口だからできる教育を提供していきます。

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松陰高等学校が約束すること

さまざまな形の
「生徒と社会の接続」に
コミットする。

松陰高等学校は、「みんなのための高校」ではなく、
「一人ひとりのための高校」です。
クラスや授業は、少人数制。「均質な教育」という考えは、
わたしたちにとって重要ではありません。
それよりも、一人ひとりの、「どう社会とつながるか」
という問いに向き合うこと。
進学する。スポーツで身を立てる。飲食の世界に飛び込む。
物書きになる。YouTuberになる。
何でもいい。生徒が自らに問い、見出した答えであるなら、
わたしたちは、応援します。
そしてその実現に、全力でコミットします。

何を持って約束を実現するか

「松陰メソッド」

通信制だからできる、生徒一人ひとりに応じたカリキュラム。
そしてコミュニケーションも重視した上での、少人数制クラス、授業。
それは、一人ひとりに異なる、学びの形。
生徒たちに生き方を問うなら、そうできるシステムを作るのは、学校の責任です。
均質な教育システムか。それ以外か。
わたしたちは松陰メソッドで、学びにあたらしい選択肢を提示します。

*松陰高校では、ご自宅近くの校舎(学習センター)に通うことが、正規のスクーリングとして認められます。

教員と民間のワンチーム

「生徒一人ひとりと向き合う」を信条とする教員たちが、
子どもたちの可能性を引き出す。
そして、民間企業での経験を積んだ経営陣が「社会への接続」を担う。
ミクロマクロ両方の視点を持つワンチームも、松陰高等学校の強みのひとつ。
社会とは何か。そして社会とつながり、より良くしていける人はどんな人か。
わたしたちはその具体像を描き、カリキュラムとして形にすることができます。

生徒主体の学校づくり

学校という場の主役は、言うまでもなく、生徒一人ひとりです。
ここには、校則という大人が決めたルールはありません。
それも、生徒たちにとって「問い」なのです。
どうすれば、自分たちの居場所をより良くできるのか?という。
学校という小さな社会から、本物の社会へ。
生徒たちの「問う力」がつながっていきます。

校長の考え

社会を見てきて思うこと。

明日何が起こるか予想できなくなったこの時代、社会が大きく変革していき、皆さんの生活環境も予測困難なスピードで変化しています。ただ漠然とした不安を多く抱える人もいる中で、学校現場における「学び方」、「学ぶ内容」も大きく変わる時がきているのではないでしょうか。

学校教育においては「何をすべき」「こうあるべき」という事ではなく、自分自身が10年後、20年後、その先の人生を見据えて「何をしたいか」「どうなりたいか」を主体的に考える力が必要になってきています。

松陰高等学校は、まず生徒一人ひとりのどんな個性も価値観も尊重し、開校以来こだわってきた「個」に応じた教育を実践します。「学校と社会が連携していく」をテーマに、AI、IoT、少子高齢化、グローバル化などといった社会の変革に真摯に向き合い、それぞれの生徒に応じたより実践的かつ先進的な学習環境を整えていきます。松陰高等学校での3年間で、「自分らしい生き方」を共に見つけていきましょう。

校長 湯山俊樹

大手広告代理店に13年勤務。社会を見ていく中で、既存の価値観に縛られないこと、自ら日々考え行動することの大切さを実感。その経験から、教育の持つ可能性に着眼。多様な価値観の中で「自分自身で考える力」を培う教育環境をつくりたいと思い至り、現職に。

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