公開日:2026.01.13 / 最終更新日:2026.01.19 通信制高校について

通信制高校で再スタート|選択肢と進学方法

高校生活でつまずいてしまった、学校に通えなくなってしまった――そんな状況でも、人生の再スタートは可能です。
年間約4万人の高校生が中途退学していますが、通信制高校という選択肢を知ることで、多くの生徒が高校卒業資格を取得し、希望する進路へと進んでいます。
この記事では、高校中退や不登校を経験した方に向けて、通信制高校を活用した進路再構築の方法を解説します。

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目次

高校を変える生徒の実態

高校を中退したり転校したりする生徒は決して少なくありません。文部科学省の統計によると、全国で毎年約4万人から5万人の高校生が学校を離れており、これは在籍者全体の約1.5パーセントに相当します。

高校中退者数の推移

高校中退者数は2000年代前半と比べると減少傾向にありますが、依然として一定数の生徒が高校生活の継続に困難を感じています。特に1年生の時期に中退する生徒が最も多く、全体の約4割を占めています。

学年 中退者の割合 特徴
1年生 約40パーセント 環境の変化への不適応が多い
2年生 約30パーセント 学習意欲の低下や人間関係の悩み
3年生 約30パーセント 進路への不安や単位不足

不登校経験者の割合

高校を離れる生徒の中には、不登校を経験している生徒も多く含まれます。中学時代から不登校傾向があった生徒が高校入学後も登校できず、結果として中退に至るケースは珍しくありません。高校入学後に初めて不登校となる生徒も一定数います。

全日制と定時制・通信制の違い

高校を離れる生徒の割合は、学校の種類によっても異なります。全日制高校の中退率は約1パーセント程度ですが、定時制高校では約10パーセント以上です。入学時点での生徒の状況や学校の支援体制の違いが影響していると考えられています。

一方、通信制高校は中退や不登校を経験した生徒の受け皿として重要な役割を担っています。通信制高校への転入や編入を選ぶ生徒は年々増えており、再スタートの場として注目を集めています。

高校を離れる主な理由

高校生活の途中で学校を離れる生徒には、それぞれ様々な事情があります。文部科学省の調査によると、高校中退者は年間約4万人にのぼり、不登校の生徒も増加傾向にあります。ここでは高校を離れる主な理由について詳しく見ていきましょう。

学業不振と学習意欲の低下

授業についていけない、成績が上がらないといった学業面での困難は、高校を離れる理由として最も多く挙げられます。特に進学校では授業の進度が速く、一度つまずくと追いつくことが難しくなるでしょう。また、自分の興味や適性と合わない学習内容に対して意欲を失うケースも少なくありません。

人間関係のトラブル

クラスメイトや先輩との関係悪化、いじめや仲間外れなど、人間関係の問題も大きな要因となっています。思春期特有の悩みやSNSでのトラブルが学校生活に影響を及ぼすこともあります。教員との関係がうまく築けないことも、学校への居場所がないと感じる原因になります。

心身の健康問題

精神的なストレスや不安障害、うつ症状など、メンタルヘルスの問題で登校が困難になる生徒が増えています。また、起立性調節障害などの身体的な疾患により、朝起きられず登校できないケースもあるでしょう。これらの健康問題は本人の意思とは関係なく、通学を妨げる要因になります。

家庭の事情

家庭内の経済的困難、保護者の介護や家事の手伝い、家族関係の問題など、家庭環境による理由で学校を離れざるを得ない生徒もいます。特に経済的理由でアルバイトに多くの時間を費やさなければならず、学業との両立が難しくなることがあります。

学校のシステムへの不適応

全日制高校の画一的な時間割や校則、集団行動を重視する環境が合わない生徒もいます。自分のペースで学習したい、個性を尊重されたいという思いと、学校のシステムとの間にギャップを感じるケースです。

理由の分類 具体的な内容 特徴
学業面 授業についていけない、成績不振、学習意欲の低下 早期の対応で改善可能
人間関係 いじめ、友人関係のトラブル、教員との不和 環境を変えることで解決することが多い
健康面 精神的ストレス、起立性調節障害、慢性疾患 専門家のサポートが必要
家庭環境 経済的困難、家族の介護、家庭内の問題 公的支援の活用が有効
価値観の相違 学校システムへの不適応、個性の尊重を求める 柔軟な学習環境が適している

これらの理由は単独ではなく、複数が重なり合って高校を離れる決断につながることが多くあります。重要なのは、高校を離れることは人生の終わりではなく、新しいスタートの機会だということです。通信制高校など自分に合った学習環境を選ぶことで、再び学習意欲を取り戻し、高校卒業資格の取得を目指せます。

親がとるべき対応方法

子どもが高校を離れる選択をしたとき、保護者の対応が今後の進路を左右します。焦りから叱責したり無理に登校させようとすると、状況が悪化しかねません。

まず子どもの話を聞く

最初にすべきことは、子どもの気持ちをじっくり聞くことです。なぜ学校に行けなくなったのか、何がつらいのか、今どうしたいのか。否定せずに受け止めてください。

このとき、すぐに解決策を出そうとしないことがポイントです。まずは「そうだったんだね」と共感する姿勢を見せることで、子どもは安心して本音を話せるようになります。

焦らず時間をかける

不登校や中退を決断するまでに、子ども自身も長く悩んできたはずです。すぐに次の進路を決めようとせず、心と体を休ませる期間を設けましょう。

焦って行動を急かすと、自信を失わせたり親子関係を悪化させたりする恐れがあります。数週間から数か月の猶予を持ち、ゆっくりと今後について話し合ってください。

専門家や相談窓口の活用

保護者だけで抱え込む必要はありません。以下のような相談先を活用しましょう。

相談先 内容
スクールカウンセラー 学校に配置されている心理の専門家
教育相談センター 各自治体が運営する教育全般の相談窓口
児童相談所 18歳未満の子どもに関する様々な相談に対応
民間のカウンセリング 臨床心理士や公認心理師による専門的なサポート

第三者の視点が入ることで、家族だけでは見えなかった解決の糸口が見つかることもあります。

生活リズムを整える支援

学校に行かなくなると、昼夜逆転など生活リズムが乱れがちです。起床時間や食事の時間をゆるやかに決めておくとよいでしょう。

軽い家事を手伝ってもらうなど、日常の中で小さな役割を持たせることも効果的です。「自分にもできることがある」という感覚が、自己肯定感を保つ助けになります。

進路の選択肢を一緒に探す

子どもの状態が落ち着いてきたら、今後の進路について一緒に情報を集めましょう。通信制高校、定時制高校、高卒認定試験など、道は一つではありません。

学校見学や相談会には同行し、子どもが自分で選べるようサポートしてください。親が一方的に決めるのではなく、本人の意思を尊重しながら現実的な選択肢を示すことが大切です。

肯定的な言葉がけを心がける

「なぜ行けないの」「このままどうするの」といった言葉は避けましょう。代わりに「ゆっくり考えよう」「一緒に探していこう」と伝えてください。

子どもが小さな一歩を踏み出したときは、それをしっかり認めること。その積み重ねが、自信の回復につながっていきます。

高校を離れた後の進路選択

高校を中退したり、不登校になったりした後も、多様な進路選択肢があります。自分に合った方法を選ぶことで、学びを継続し、将来の可能性を広げられます。

主な進路の選択肢

高校を離れた後の進路には、大きく分けて以下のような選択肢があります。

進路の選択肢 特徴 向いている人
通信制高校への転入・編入 高卒資格を取得でき、在籍期間も引き継げる 高卒資格を確実に取得したい人
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定) 試験合格により大学受験資格を得られる 大学進学を目指す人
定時制高校への転入・編入 夜間や昼間に通学しながら高卒資格を取得 働きながら学びたい人
就職・職業訓練 実践的なスキルを身につけて就労 早く社会に出たい人

通信制高校への転入・編入

高校を離れた生徒にとって、通信制高校は最も選ばれている進路の一つです。前の高校で取得した単位や在籍期間を引き継げるため、効率的に高卒資格を取得できます。

転入は現在高校に在籍している状態から移る方法で、編入は一度退学してから入学する方法です。どちらの場合も、これまでの学習が無駄になりません。

高等学校卒業程度認定試験

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)は、高校を卒業していなくても大学や専門学校への受験資格を得られる国の試験制度です。年2回実施され、合格すれば進学の道が開けます。

ただし、高卒認定は大学受験資格を得るための試験であり、高校卒業の学歴とは異なります。就職の際には高卒扱いにならない場合もあるため、注意が必要です。

定時制高校という選択

定時制高校は、夜間や昼間の時間帯に授業を行う高校です。働きながら学ぶことができ、4年間で卒業するのが一般的ですが、3年での卒業が可能な学校もあります。

全日制高校とは異なるペースで学べるため、不登校を経験した生徒にも適した環境となる場合があります。

就職や職業訓練の道

高卒資格取得よりも早く社会に出たい場合は、就職や職業訓練という選択肢もあります。ハローワークの若者向けサポートや、職業訓練校での技能習得などの支援制度が用意されています。

ただし、高卒資格がないと応募できる求人が限られるため、将来のキャリアを考えると、可能であれば高卒資格の取得も並行して検討しましょう。

進路選択のポイント

進路を選ぶ際には、以下の点を考慮することが大切です。

  • 将来やりたいことや目標を明確にする
  • 自分の学習スタイルや生活リズムに合った方法を選ぶ
  • 経済的な負担や通学の利便性を確認する
  • 保護者や学校の先生、専門機関に相談する

どの進路を選んでも、焦らず自分のペースで進むことが大切です。

通信制高校が選ばれる理由

不登校や高校中退を経験した生徒にとって、通信制高校は再スタートの場として人気を集めています。従来の全日制高校とは異なる学習スタイルが支持される背景には、いくつかの明確な理由があります。

自分のペースで学習できる環境

通信制高校の最大の特徴は、生徒一人ひとりが自分のペースで学習を進められる柔軟性です。登校日数が少なく自宅学習が中心のため、体調や精神面で不安定な時期でも無理なく勉強を続けられます。

レポート提出やスクーリングのスケジュールも生徒の状況に合わせて調整できるので、焦らずに学習を継続できる点が大きな安心材料となっています。

人間関係のストレスが少ない

不登校の原因として友人関係や集団生活の悩みを抱えていた生徒にとって、通信制高校は人間関係のストレスを軽減できる環境です。

毎日の登校が不要なため、クラスメイトとの密な関わりを避けられる一方、スクーリングや学校行事を通じて適度な社会性を育むこともできます。自分に合った距離感で人と関われる点が、心理的な負担を減らしています。

多様な学習コースとサポート体制

通信制高校では、生徒の目標や状況に応じた多様なコースが用意されています。

コースの種類 特徴
基礎学習コース 中学校の学び直しから始められる
大学進学コース 受験対策や進学サポートが充実
専門スキルコース 資格取得や職業訓練が受けられる
サポート重視コース カウンセリングや個別指導が手厚い

スクールカウンセラーや担任教員による手厚いサポート体制が整っている学校も多く、学習面だけでなく精神面のケアも受けられます。

単位制による柔軟な卒業システム

通信制高校の多くは単位制を採用しており、留年という概念がありません。必要な単位を取得すれば卒業できるため、自分のペースで着実に高校卒業資格を目指せます。

前籍校で取得した単位も引き継げるので、高校中退からの再スタートでも無駄なく学習を進められます。時間を有効活用したい生徒や保護者から高く評価されている点です。

社会人や働きながらでも学べる

通信制高校は、アルバイトや仕事と両立しながら高校卒業を目指せる環境が整っています。日中に時間が取れない生徒でも、夕方や週末のスクーリングを選べる学校もあります。

経済的な理由で働く必要がある生徒や、社会経験を積みながら学びたい生徒にとって、学業と就労を両立できる柔軟さは大きな魅力です。

全日制高校と同じ高卒資格が取得できる

通信制高校を卒業すると、全日制や定時制と同じ高等学校卒業資格を取得できます。学歴として何ら変わりはなく、大学受験や就職活動でも同等に扱われます。

かつて通信制高校に対して持たれていたネガティブなイメージは薄れつつあり、現在では様々な事情を抱えた生徒の学びの場として広く認知されています。

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通信制高校で高卒資格を取得

通信制高校の卒業要件

通信制高校で高校卒業資格を取得するには、定められた要件を満たす必要があります。全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」が取得できるため、進学や就職において不利になることはありません。

卒業に必要な要件は以下の通りです。

要件項目 内容
修得単位数 74単位以上
在籍期間 3年以上(前籍校での在籍期間を含む)
特別活動 30時間以上

単位修得の仕組み

通信制高校では、レポート提出・スクーリング・試験の3つを組み合わせて単位を修得します。

レポート学習

自宅で教科書や学習教材を使って学習し、課題レポートを作成して提出します。各科目で定められた枚数のレポートを期限内に提出することが単位修得の第一歩です。

スクーリング

学校に登校して対面授業を受ける必要があります。出席日数は学校や科目によって異なりますが、年間で数日から週1回程度が一般的です。集中スクーリング形式を採用している学校では、合宿形式で短期間に集中して授業を受けられます。

単位認定試験

各科目で定期的に実施される試験に合格すると単位が認定されます。レポートとスクーリングの要件を満たした上で受験資格が得られます。

前籍校での単位を引き継ぐ

全日制高校や定時制高校から転入・編入する場合、前の学校で修得した単位や在籍期間を引き継げます。これにより、同級生と同じタイミングでの卒業も可能になるでしょう。

引き継ぎ可能な内容は以下の通りです。

  • 修得済みの単位数
  • 在籍していた期間
  • 履修中の科目(転入の場合)

ただし、単位の引き継ぎには前籍校からの成績証明書や単位修得証明書が必要です。

学習ペースの調整が可能

通信制高校では、自分の状況に合わせて学習ペースを調整できます。体調や生活リズムに合わせて無理なく学習を進められるため、不登校経験者や体調に不安がある生徒でも卒業を目指しやすい環境です。

一度に多くの科目を履修することも、少ない科目から始めることも可能です。3年での卒業にこだわらず、4年以上かけてゆっくり卒業を目指す選択肢もあるでしょう。

転入・編入の手続き方法

通信制高校への転入・編入は、現在の状況によって手続きが異なります。違いを理解して、スムーズに準備を進めましょう。

転入と編入の違い

まずは転入と編入の違いを正しく理解しましょう。

項目 転入 編入
対象者 現在高校に在籍している生徒 高校を中退した生徒
手続き時期 在籍中ならいつでも可能 中退後いつでも可能
単位の引き継ぎ 取得済み単位を引き継げる 取得済み単位を引き継げる
在籍期間 空白期間なし 中退から入学まで空白期間あり

転入は「在籍したまま別の高校へ移る」こと、編入は「一度退学してから再入学する」ことです。

転入手続きの流れ

現在高校に在籍している場合は、以下の流れで進めます。

在籍校での手続き

担任や進路指導の先生に転校の意思を伝え、次の書類を受け取ります。

  • 在学証明書
  • 成績証明書
  • 単位修得証明書
  • 転学照会書

これらは転入先への提出書類となるため、大切に保管してください。

転入先での手続き

希望する通信制高校に連絡し、受け入れ可能か確認します。その後、以下の書類を提出します。

  • 入学願書
  • 在学証明書
  • 成績証明書
  • 単位修得証明書
  • 転学照会書
  • 写真
  • 住民票

学校によっては面接や作文が課される場合もあります。

編入手続きの流れ

すでに高校を中退している場合は、編入という形になります。

必要書類の準備

中退した高校から以下の書類を取り寄せます。

  • 成績証明書
  • 単位修得証明書
  • 在籍期間証明書

中退してから時間が経っている場合でも、これらの書類は取得可能です。

編入先への出願

通信制高校に編入を申し込み、以下の書類を提出します。

  • 入学願書
  • 成績証明書
  • 単位修得証明書
  • 在籍期間証明書
  • 写真
  • 住民票

単位の引き継ぎ方法

転入・編入どちらの場合も、前の高校で取得した単位は引き継げます。

高校卒業には74単位以上の取得3年以上の在籍が必要です。すでに取得した単位があれば、その分だけ卒業までの負担が軽くなります。

ただし、履修中だった科目の単位は引き継がれないのが一般的です。年度途中で転入する場合は、履修計画について学校とよく相談してください。

手続きに必要な期間

転入・編入の手続きにかかる期間は学校によって異なりますが、一般的には以下の通りです。

手続き段階 所要期間
学校見学・相談 1日~1週間
書類準備 1週間~2週間
出願から合格通知 1週間~2週間
入学手続き 1週間程度

全体で1か月程度を見込んでおくと安心です。ただし、随時入学を受け付けている学校も多く、状況によっては短期間で完了することもあります。

転入・編入の時期

通信制高校は、転入・編入の受け入れ時期が柔軟です。

4月だけでなく10月入学を設けている学校が多く、毎月入学できる学校もあります。年度途中で転入する場合は、単位を無駄にしないよう、学校と相談して最適なタイミングを選びましょう。

費用と支援制度

転入・編入時の一般的な費用は以下の通りです。

費用項目 金額の目安
入学金 1万円~5万円
授業料(年間) 10万円~30万円
施設費・教材費 2万円~10万円

高等学校等就学支援金制度を利用すれば、授業料の負担を軽減できます。世帯収入に応じて支援額が決まり、多くの家庭で授業料の一部または全額がカバーされます。転入・編入でも新入学と同様に利用できるので、学校の担当者に確認してみてください。

通信制高校の選び方

通信制高校は数多く存在し、それぞれに特徴があります。自分に合った学校を選ぶことが、高校生活を成功させる重要なポイントです。

学習スタイルで選ぶ

通信制高校の学習スタイルは学校によって大きく異なります。自分の生活リズムや学習の進め方に合ったスタイルを選びましょう。

学習スタイル 特徴 向いている生徒
在宅中心型 自宅学習が基本で、スクーリングは最小限 自分のペースで学習したい、通学が困難な生徒
通学型 週に数日登校して対面授業を受ける 規則的な生活リズムを作りたい、友人と交流したい生徒
オンライン型 インターネットを活用した授業が中心 デジタル環境が整っている、時間を有効活用したい生徒

サポート体制を確認する

通信制高校では、生徒一人ひとりへのサポート体制が重要です。特に不登校経験がある場合は、メンタル面や学習面での手厚いサポートがあるかを確認しましょう。

確認すべきサポート内容

担任制度の有無、カウンセラーの配置状況、個別指導の実施状況など。学校見学や説明会で、実際にどのような支援が受けられるのか具体的に質問しましょう。

スクーリングの頻度と場所

通信制高校では年間数日から週数日のスクーリングが必要です。スクーリング会場への通学が可能か、頻度が自分の生活に合っているかを事前に確認しておきましょう。

学費と費用の内訳

通信制高校の学費は学校によって大きく異なります。授業料だけでなく、教材費、スクーリング費用、施設利用費なども含めた総額を確認しましょう。

費用項目 確認ポイント
入学金 初年度のみ必要な費用
授業料 単位制か年間制か、就学支援金の対象かどうか
教材費 年間でどの程度必要か
スクーリング費用 交通費や宿泊費が別途必要か

卒業率と進路実績

学校の卒業率は、サポート体制の充実度を示す指標の一つです。卒業後の進路実績を確認することで、進学や就職に向けた支援体制がどの程度整っているかを判断できます。

学校の認可状況

通信制高校を選ぶ際は、必ず文部科学省が認可した学校であることを確認しましょう。認可校でなければ、卒業しても高校卒業資格として認められません。

学校見学と体験入学の活用

資料やウェブサイトだけでは分からない雰囲気や環境を知るために、実際に学校を訪問しましょう。学校見学や体験入学に参加することで、教職員の対応や施設の状況を直接確認できます。

見学時に確認すべきポイント

施設の清潔さ、学習環境の整備状況、在校生の様子、教職員の対応などを実際に見て、自分が安心して通える環境かを判断しましょう。可能であれば保護者も一緒に訪問をしてください。

まとめ

高校中退や不登校を経験した生徒にとって、通信制高校は新たな一歩を踏み出すための有効な選択肢です。登校日数の少なさ、自分のペースで学べる環境、多様な生徒を受け入れる包容力が支持されています。

転入や編入では前の高校で取得した単位を引き継ぐことが可能なため、遅れを最小限に抑えて卒業を目指せます。学校選びでは、サポート体制や学費、卒業率などを比較して、自分に合った学校を見つけてください。

高校中退や不登校は決して人生の終わりではありません。通信制高校を活用して、自分らしい学びの形を見つけましょう。

※本記事はあくまで一般的な情報提供を目的としております。一部情報については更新性や正確性の保証が難しいため、最新の制度や要件については改めてご自身で各公式機関にご確認ください。

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私たち松陰高等学校は、山口県岩国市に本校を置く広域通信制高校です。「問いを立てる力」を育むことを大切にし、生徒一人ひとりの個性やペースに合わせた学びを提供しています。全国の学習センターを正規スクーリング校として活用し、移動の負担を減らした柔軟な学習環境を実現。教員と民間出身者が協力し、社会とつながる教育を行っています。校則はなく、生徒自らが学校をつくる「対話」と「実践」の場です。

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