
お子さんが「教室に入れない」のは、甘えではなく心身の限界を知らせるサインかもしれません。
無理な登校は逆効果になることも多いため、まずは現状を正しく理解し、適切な距離感で支えることが回復への近道です。
この記事では、教室に入れない子の心理や原因、親がとるべき具体的な対応をまとめました。再登校だけではない「多様な選択肢」を知ることで、親子ともに焦りを手放し、次の一歩を見つけるヒントが得られます。
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お子さんが学校に行けなくなったとき、まず必要なのは「解決」ではなく「安心」です。
不登校は、お子さんが限界を超えて発したSOSです。決して「育て方のせい」でも「わがまま」でもありません。背景には、人間関係や学習、体質など、本人だけではどうにもできない要因が重なっていることがほとんどです。 近年、不登校のお子さんは増加しており、もはや珍しいことではありません。無理に動かそうとせず、「今は心身の休息が必要な時期なんだ」とどっしり構えることが、回復への近道になります。
「甘えじゃないの?」「怠けているだけでは?」という疑いは、お子さんの心をさらに閉ざしてしまいます。なぜ行けないのか本人にも分からず、混乱しているケースも多いのです。 まずは「行きたくないんだね」「それはつらかったね」と、その気持ちを丸ごと認めてあげてください。自分の気持ちが尊重されたという安心感が、親子の信頼関係を再びつなぎ直します。
「このまま将来どうなるの?」という親の焦りは、驚くほどお子さんに伝わります。親が不安げな顔をしていると、お子さんは「自分のせいで親を苦しめている」とさらに自分を責めてしまいます。 まずは親御さん自身が、友人や専門家など「自分の不安を吐き出せる場所」を確保してください。親が冷静さを取り戻すことが、お子さんにとっての何よりの薬になります。
親がすべてを解決しようとする必要はありません。以下の4つの役割を意識し、外部の力も借りながら進めていきましょう。
| 親の役割 | 具体的な関わり方 |
| 安全基地になること | 家庭を子どもが安心して過ごせる場所にする |
| 観察者であること | 子どもの様子を注意深く見守り、変化に気づく |
| つなぎ役であること | 学校や専門機関との連絡調整を行う |
| 支援者であること | 子どもの選択を尊重しながら必要なサポートを提供する |
「一日も早く元通りに」と焦るほど、お子さんのエネルギーは枯渇してしまいます。最終的な目標は「学校に戻ること」ではなく「お子さんが自分らしく、元気に生きていけること」です。 フリースクールやオンライン学習など、今は学びの形も多様です。学校復帰というひとつの正解に縛られず、お子さんの特性に合った道を選べるよう、広い視点を持ちましょう。
お子さんの心が限界を迎えているとき、無理に動かすのは逆効果です。まずは「安全」と「安心」を確保するためのステップを踏みましょう。
お子さんが「行きたくない」と言ったり、朝になると体調を崩したりするのは、心身が発するストップサインです。ここで登校を無理強いすると、かえって心の傷を深め、回復を遅らせてしまいます。 「休ませる」のは甘やかしではなく、次へ進むための必要な「エネルギー補給」です。親御さんが「休んでも大丈夫だよ」とどっしり構えることで、お子さんは初めて心からリラックスできます。
初期のお子さんは、自分でもなぜ行けないのか分からず、もどかしさを抱えています。理由を問い詰めたい気持ちをぐっと抑え、まずは「聴く」ことに徹しましょう。
| 避けたい対応 | 望ましい対応 |
| 「なんで行けないの?」と理由を追及する | 「今はつらいんだね」と気持ちを受け止める |
| 「みんな頑張ってるのに」と比較する | 「無理しなくていいよ」と安心させる |
| 「このままじゃダメだよ」と否定する | 「一緒に考えよう」と寄り添う |
休み始めたら早めに学校へ連絡を。ただし、この時点で完璧な説明をする必要はありません。 「心身の不調のため、しばらくお休みさせて様子を見ます」と簡潔に伝えるだけで十分です。学校側と連携しつつも、まずはお子さんのプライバシーと「今は休む時期」という意思をしっかり守りましょう。
「学校に行かないなら、家で厳しくしなきゃ」とルールを増やす必要はありません。むしろ、いつも通りの日常が維持されていることが、お子さんの安心感につながります。 ただし、起床や食事の時間はガチガチに固めすぎず、お子さんの疲労度に合わせて「少しゆるめる」くらいの柔軟なスタンスがちょうどいいでしょう。
不登校のお子さんに付きっきりになると、他のきょうだいは寂しさや不公平感を感じるものです。 「お兄ちゃんは今、お休みが必要な時期なんだよ」「あなたとの時間も大切に思っているよ」と言葉と態度で示し、家族全員が孤立しない環境づくりを心がけてください。
お子さんが「自分はここにいてもいいんだ」と思える「安全基地」を作るためのポイントをまとめました。
「なぜ行けないの?」「いつまで休むの?」という言葉は、お子さんをさらに追い詰めてしまいます。本人も理由が分からず、自分を責めていることが多いからです。 学校に行く・行かないに関わらず、「あなたのことが大切だよ」というメッセージを伝え続けましょう。「家でゆっくりしていいんだよ」という一言が、お子さんの凍りついた心を溶かす第一歩になります。
無理に理由を聞き出そうとするのは逆効果です。今は言葉にするエネルギーが残っていない時期かもしれません。 無理に話し合おうとせず、一緒にテレビを見たり、同じ空間で穏やかに過ごしたりする時間を大切にしてください。学校や将来の話題を一度脇に置いて、他愛ない日常を共有することが、信頼関係の修復につながります。
お子さんがポツリと話し始めたら、アドバイスや正論はぐっと堪えてください。まずは「そうなんだね」「それはしんどかったね」と、感情をそのまま受け止めることが大切です。 親の価値観でジャッジせず、お子さんの「今の気持ち」に共感することで、お子さんは「分かってもらえた」と安心し、少しずつ心を開いてくれるようになります。
「安心」といっても、完全に無秩序ではかえって不安になることも。無理のない範囲で、ゆるやかな「枠組み」を作っておきましょう。
| 項目 | 望ましい対応 | 避けたい対応 |
| 起床・就寝時間 | 極端に乱れない程度の目安を共有する | 厳格に管理し、守れないことを叱る |
| 食事 | できるだけ一緒に食べる時間を設ける | 無理に同じ時間に強制する |
| ゲームやスマホ | 使用時間の目安を話し合いで決める | 一方的に取り上げる、全面禁止する |
| 家事への参加 | できる範囲で役割を与える | 何もさせない、または過度に負担をかける |
親御さんが不安そうな顔をしていたり、イライラしていたりすると、お子さんはそれを敏感に感じ取り、「自分のせいだ」と心を痛めます。 親御さん自身が趣味を楽しんだり、誰かに悩みを打ち明けたりして、自分の心をケアすることを忘れないでください。親が穏やかでいることが、お子さんにとって一番の安心材料になります。
不登校のお子さんに手がかかる分、他のきょうだいが「自分は後回しだ」と寂しさを抱えることがあります。 きょうだいに対しても「いつも助かっているよ」「あなたのことも見ているよ」と伝え、個別に向き合う時間を作ってください。家族全員がそれぞれの居場所を感じられることが、家庭全体のエネルギー回復に繋がります。
生活リズムや学習は、無理に「正そう」とするのではなく、回復に合わせて「整っていく」のを待つスタンスが大切です。
不登校が続くと昼夜が逆転しがちですが、焦って厳しく起こすのは逆効果です。リズムの改善は「回復の結果」として現れるものと考え、以下のステップで進めてみましょう。
| 段階 | 具体的な対応 | 注意点 |
| 初期段階 | 起床時間を固定せず、子どものペースを見守る | 叱責や強制は逆効果になる |
| 安定期 | 朝食や食事の時間を一定にする | 徐々に生活の軸を作る |
| 改善期 | 朝日を浴びたり日中の活動を増やしたりする | 自然な形でリズムを整える |
学習の遅れは保護者にとって大きな不安材料ですが、不登校初期に無理に勉強させることは避けるべきです。
親御さんにとって学習の遅れは一番の心配事かもしれません。しかし、心のエネルギーが空っぽの状態で勉強を強いても、なかなか身につきません。
お子さんに笑顔が戻り、趣味を楽しめるようになってきたら、学習の話を出すタイミングです。本人が「このままじゃ困るかも」と自ら感じ始めたときこそ、最も意欲が高まります。
再開するときは「少し物足りない」くらいの量から始めるのが継続のコツです。
「ゲームを取り上げたほうがいいのでは?」と悩む方も多いですが、一律の禁止はおすすめしません。
お子さんにとって、ゲームは単なる遊びではなく、辛い現実を忘れるための「避難所」や、友人との大切な「つながり」になっていることがあります。居場所を奪いすぎない理解も必要です。
制限ではなく「共存」を目指し、親子で納得できるルールを話し合いましょう。
| 設定項目 | 具体例 |
| 使用時間 | 食事時や夜間は避ける、1日の上限を決める |
| 利用場所 | リビングなど家族の目が届く場所で使う |
| 課金管理 | 保護者の許可制にする、上限額を設定する |
| 健康面 | 定期的に休憩を取る、姿勢に気をつける |
「食事もとらず没頭する」「注意すると暴力的になる」といった場合は、家庭だけで解決しようとせず、心療内科やスクールカウンセラーなど専門家に相談しましょう。
勉強以外でも、家庭内での「役割」を持たせることは自己肯定感につながります。 「ゴミ出しを助けてくれてありがとう」「洗濯物を畳んでくれて助かったよ」といった小さな感謝を伝えることで、お子さんは「自分は人の役に立っている」と実感できます。無理のない範囲で、生活の中での自立をサポートしていきましょう。
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親が笑顔でいることが、お子さんにとっての「安心感」に直結します。まずは、ご自身の心を整えることを優先しましょう。
「育て方が悪かった」と自分を責める必要はありません。不登校のきっかけは、友人関係、学習、本人の気質、体調など、多くの要因が複雑に絡み合って起こるものです。特定の誰かの責任ではなく、あくまで「今の環境とお子さんの状態がミスマッチを起こしているだけ」だと捉えましょう。自分を責めても、解決へのエネルギーが失われるだけです。
不登校のお子さんを持つ親御さんの多くが、以下のような感情を抱えています。これらはごく自然な反応であり、あなただけではありません。
| 心理状態 | 具体的な内容 |
| 罪悪感 | 自分の育て方や接し方が原因だと自分を責める |
| 孤立感 | 周囲に相談できず一人で抱え込んでしまう |
| 焦燥感 | 早く学校に戻さなければという焦りで冷静さを失う |
| 将来への不安 | 子どもの進学や就職について過度に心配する |
| 疲労感 | 常に気を張り続けることで心身ともに疲弊する |
不安やモヤモヤを一人で抱え込まないでください。配偶者や信頼できる友人はもちろん、カウンセラーや「親の会」など、否定せずに話を聞いてくれる場所で、思いの丈を口に出してみましょう。
24時間「不登校の親」でいる必要はありません。たとえ30分でも、コーヒーを飲む、趣味に没頭する、散歩するなど、お子さんのことを一度忘れてリフレッシュする時間を意識的に作りましょう。
不安の正体は「分からないこと」です。ただし、ネット上の極端な情報に振り回されると逆効果。信頼できる専門機関や書籍から、正しい知識を少しずつ得るようにしましょう。
「親が相談してもいいの?」と思うかもしれませんが、むしろ親御さんのための相談は非常に有効です。客観的な視点をもらうことで、心の重荷がふっと軽くなるはずです。
不登校の対応を「お母さん(あるいはお父さん)一人」の役割にしないでください。夫婦で役割を分担したり、親戚の協力を仰いだりして、負担を分散させましょう。家族全員が疲弊しないようなチーム作りが大切です。
不登校の解決に「100点満点の正解」はありません。失敗してもいい、少し戻ってもいいという気持ちで、その時々にできることを試していけば大丈夫です。「今日は穏やかに過ごせた」といった、目の前の小さな一歩を大切にしていきましょう。
不登校の支援先には、大きく分けて「公的」なものと「民間」のものがあります。それぞれの特徴を知り、お子さんにぴったりの場所を見つけていきましょう。
まずは、無料で相談できる身近な公的窓口をチェックしてみましょう。多くの自治体で以下のような窓口が用意されています。
| 相談先 | 主な対応内容 | 利用のポイント |
| 教育支援センター(適応指導教室) | 学習支援、集団活動、カウンセリング | 学校復帰を視野に入れた段階的な支援が受けられる |
| 教育相談所 | 専門相談員による面談、助言 | 定期的な相談で継続的なサポートが可能 |
| スクールカウンセラー | 学校内での心理面のサポート | 学校との連携がスムーズで情報共有しやすい |
| 児童相談所 | 総合的な子どもの問題への対応 | 虐待や深刻な家庭問題が関係する場合に有効 |
民間機関は、お子さんの今の状態や「好き」に合わせた柔軟な対応が魅力です。
「学校」という枠にとらわれない学びの場です。体験学習や趣味を通じた交流など、お子さんの個性を伸ばすプログラムが豊富です。費用は月額3〜8万円ほどが目安ですが、最近は自治体による補助金が出る地域も増えています。
臨床心理士などのプロから、深い心のケアを受けられます。お子さん本人はもちろん、親御さん自身の不安を聞いてもらう「親カウンセリング」も並行すると、家族全体の雰囲気が良くなります。
「まだ外に出るのがしんどい」というお子さんには、専門家が家に来てくれる訪問支援がおすすめです。勉強だけでなく、話し相手(メンター)として信頼関係を築くことから始めてくれます。
選択肢が多いからこそ、以下の3点を基準に考えてみてください。
「勉強は家庭教師、心の相談はカウンセリング」というように、複数の機関を使い分けても大丈夫です。 ただし、バラバラの意見で親御さんが混乱しないよう、支援の方向性を合わせておくことが大切。お子さんが安心して過ごせるよう、親御さんがチームのまとめ役になるイメージで進めましょう。
見学や相談の際は、以下のリストを参考にしてみてください。
初回から「ここに決める!」と焦らなくても大丈夫です。いくつかお話を聞いてみて、お子さんが一番リラックスできそうな場所を一緒に選んでいきましょう。
動き出すタイミングは、お子さんの「心」と「体」の準備が整っているかどうかがすべてです。
話し合いを始める目安として、日常生活に以下のような「変化」が出てきたかチェックしてみましょう。
| 回復のサイン | 具体的な行動の例 |
| 表情が明るくなってきた | 笑顔が増える、家族との会話が自然になる |
| 生活リズムが整ってきた | 朝起きられる、規則正しい食事や睡眠ができる |
| 外出できるようになった | 買い物や散歩に同行できる、友人と会える |
| 興味関心が広がった | 趣味に取り組む、将来について話すことがある |
| 学校の話題に触れられる | 学校の出来事を聞いても拒否反応が少ない |
逆に、次のような状態のときは、まだ「じっくり休む時期」です。
まずは今の状態を丸ごと受け入れ、焦らずに「待つ」ことが、結果として一番の近道になります。
お子さんが安定してきたら、少しずつ未来の話をしてみましょう。その際のポイントは3つです。
「学校に戻るべき」という結論ありきで話さないことが大切です。「本当はどうしたい?」というお子さんの本音を丁寧に聞き、親はそれを否定せずに受け止めましょう。
「元の学校」か「それ以外」かという二択ではなく、フリースクールや通信制、高卒認定など、道はたくさんあることを伝えましょう。複数の選択肢があることを知るだけで、お子さんのプレッシャーは軽くなります。
いきなり「明日から登校」はハードルが高すぎます。「まずはHPを見てみる」「放課後に先生とだけ会ってみる」など、スモールステップで進めることが成功の秘訣です。
年齢によって、親が意識しておくべきポイントも異なります。
| 学年・時期 | 検討のポイント |
| 小学校低学年 | 焦らず心の安定を最優先。長期的な視点で見守る |
| 小学校高学年~中学1年 | 学習の遅れが気になり始める時期。学習支援の検討も |
| 中学2年~3年 | 高校進学を見据えて選択肢を広げる準備を始める |
| 高校生 | 単位取得や進級、卒業資格の取得方法を具体的に検討 |
親御さんだけで「今だ!」と判断するのは難しいものです。スクールカウンセラーや医師などの客観的な視点を取り入れましょう。第三者のアドバイスがあることで、親子ともに納得して次の一歩を踏み出せます。
お子さんの特性や「これならできそう」という感覚に合わせて、柔軟に選べる主なルートを紹介します。
中学卒業後の進路として、今は「全日制」以外を選ぶ子が非常に増えています。
「学校に通うこと自体がしんどい」という場合、高校を卒業しなくても大学や専門学校へ進む道があります。それが「高卒認定試験」です。 16歳から受験でき、合格すれば高校卒業者と同等の学力があると認められます。一度に全科目受かる必要はなく、自分のペースで一歩ずつ進学や就職の切符を手にすることができます。
今の時代、家から一歩も出なくても質の高い教育が受けられます。 タブレット教材やオンライン家庭教師を活用すれば、学習の遅れを取り戻すのも自分のペースで自由自在。また、家庭を拠点に学ぶ「ホームエデュケーション(家庭を拠点に学ぶ学習スタイル)」という考え方も、新しい選択肢として広がりを見せています。
「勉強よりも早く社会に出たい、自立したい」というお子さんには、就労に向けたサポートもあります。 若者向けの相談窓口(サポステなど)や職業訓練校では、仕事の悩み相談からスキル習得まで、社会に出るための準備を丁寧に手伝ってくれます。
| 選択肢 | 特徴 | 適している子ども |
| フリースクール | 柔軟なカリキュラム、居場所重視 | 集団生活に不安がある、興味を広げたい |
| 教育支援センター | 公的機関、学校復帰支援 | 学校復帰を視野に入れている |
| 通信制高校 | 自宅学習中心、スクーリング少 | 自分のペースで学びたい |
| 定時制高校 | 夜間・昼間通学、多様な年齢層 | 働きながら学びたい、落ち着いた環境を好む |
| 高卒認定試験 | 試験合格で大学受験資格取得 | 学校に通わず進学を目指したい |
| オンライン学習 | 自宅で質の高い教育 | 外出が困難、個別ペースで学びたい |
| 就労支援・職業訓練 | 実務経験・資格取得重視 | 早期就労を希望、実践的スキルを身につけたい |
どんなに良い環境でも、親が無理やり決めては意味がありません。大切なのは、親が「こんな道もあるみたいだよ」と選択肢を提示し、お子さん自身が「ここなら行ってみようかな」と思えるまで待つことです。
まずは資料を取り寄せたり、オンラインで見学したりするなど、親子で「世界は意外と広い」ということを実感することから始めてみましょう。
不登校の解決とは、必ずしも「元のクラスに戻ること」だけを指すのではありません。お子さんが心からの安心感を取り戻し、自分らしい未来を描けるようになることが本当のゴールです。
不登校は、将来が閉ざされる出来事ではありません。いまは心と体を立て直すための時間であり、回復のペースは子どもによって違います。実際に、いったん立ち止まったあとに自分に合う進路を見つけ、進学や就職につながっているケースも少なくありません。“今うまくいっていない”ことと“将来が決まってしまう”ことは別だと、どうか忘れないでください。
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